毎日毎日暑い日が続いておりますが皆様、どのようにお過ごしでしょうか?
このように暑いとクーラーの効いた部屋にこもりがちになり体を動かす機会が減ると思います。
汗もかなり多くなり水分をとってもどうしても体の水分が減りがちになります。
また、気温が高いと血管が拡張しますので血圧が低くなります。そうなると血管の中の血液の量も減り、血液の性質もドロドロになり血の巡りが悪くなります。
そうなると全身の血の巡りが悪くなり体のあちこちに様々な症状がでますが、特に耳の奥にある内耳や耳管の周囲の血流が悪くなりますと内耳機能や耳管機能が低下し耳鳴り、めまい、耳閉感などの症状が出てきます。
実際当院の診察でも耳の症状を訴える患者さんが毎日毎日たくさん来院されています。そうならないためにはやはり暑い中でも体をより多く動かす必要がありますし、体を動かすとたくさん汗をかきますので十分な水分補給が必要となります。
また、体の疲れを十分とるためには睡眠を十分とる必要があります。
当院の近くにある若松神社でも夏越しの祈祷をされており、夏を無事に過ごせるようお祈りをしておりますが、やはりいにしえから夏をつつがなく乗り切るのに神様にお祈りをするほど大変なのだと思います。
やはり暑い夏をつつがなく過ごすためには神様にお祈りをしたうえで上記の対策を日常生活の中に取り入れていただくのが良いと思います。