大阪市の耳鼻科|中耳炎・副鼻腔炎なら多田耳鼻咽喉科医院 
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鼻が痛い

原因

鼻の痛み鼻の痛みのほとんどは、炎症を伴って起こります。炎症がないにもかかわらず鼻に痛みを感じる原因としては、三叉神経痛などが挙げられます。

考えられる病気

口唇ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染によって水ぶくれができている状態です。口唇ヘルペスのという名称ですが、鼻の穴の入口に生じることがあり、ぴりぴり、ちくちくという痛みの他、かゆみ、腫れを伴います。

鼻前庭湿疹

鼻孔の入口の皮膚が荒れ、かさぶたになって、痛み、かゆみを伴います。慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎によって濡れた皮膚を擦ったり、鼻をかんだときの刺激でただれて湿疹が生じます。

鼻せつ

鼻毛を無理に抜いたとき、鼻腔に傷があるときなどに触り過ぎ、鼻毛の毛包(毛根を包む組織)が細菌感染を起こした状態です。鼻孔の入口、鼻翼が赤く腫れ、痛みを伴います。

三叉神経痛

鼻を含む顔面に生じる神経痛です。顔面の感覚機能を担う三叉神経が、血管などに圧迫され、突き刺すような強い痛みが突発的に生じます。根本的な原因は分かっていませんが、30~60代の方によく見られます。

ハント症候群

顔面神経麻痺に加え、難聴、めまい、耳鳴り、外耳炎などを併発することのある病気です。
水痘帯状疱疹ウイルスが感染した後、顔面神経に潜伏感染し、免疫力が低下したときなどに再活性化し、発症します。

おたふく風邪

保育園や幼稚園など、集団生活を送るお子様によく見られる感染性の病気です。髄膜炎、膵炎、精巣炎、内耳炎、難聴といった症状に加え、鼻周辺の痛みを伴うことがあります。

風邪

風邪のウイルスの感染により、粘膜の炎症が強く怒った場合、痛みが生じる場合がございます。

検査

一般検査の他、症状に合わせて検査を選択します。

治療

口唇ヘルペス

軟膏抗ウイルス薬の軟膏や錠剤の服用により、治療します。早く治療を開始するほど、効果が高くなります。

鼻前庭湿疹

湿疹ができている部位が小さいときは、何もしなくても自然に治ることがあります。皮膚のかぶれや炎症がひどい場合には軟膏を塗ります。鼻水が止まらないなどの、鼻炎の症状がある場合は、鼻炎を治療するお薬を処方します。かゆいからといって触っていると、なかなか症状は改善しません。

鼻せつ

抗生物質の入った軟膏を塗布して治療します。内服薬を使用する場合もあります。

三叉神経痛

カルバマゼピン、プレガバリン、バクロフェンといった薬の投与により、神経痛への高い抑制効果が得られます。
その他、神経ブロック治療、手術療法などが行われることもあります。

ハント症候群

ステロイドホルモン剤や抗ウイルス薬の投与を行います。
ただ、ステロイドホルモン剤は麻痺の発症から14日以降、抗ウイルス薬は麻痺の発症から8日以降の投与では効果が期待できません。顔面麻痺に気づいたときには、早期に専門医にご相談されることをお勧めします。

おたふく風邪

解熱鎮痛薬解熱鎮痛薬を使用するなどの対症療法が中心となります。食事の摂取が難しい場合には、点滴治療を行います。

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